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 ​『園部の家』 
モダン古民家リノベーション

Story #01

【出会い】
ハコヤデザインの娘のママ友のお宅です!
子どもの保育園のころから仲良くしてくれている友人です。
大分市内で家を検討していた時期もありましたが、ご主人の仕事の関係で小学校の途中から日田に引っ越すことに。(娘は大泣きしたようです)
それでも仲良くしていて、ある日とうとう
「日田で家を建てることにした!」と連絡がありました。
と、同時に「日田の家Ⅰ」のお施主様を紹介してくださりさきにそちらがスタート。

その間、土地を探し、ようやくいい場所が!
家づくりがスタートしました。

京都市左京区にある狭小京町屋の中古住宅を購入後、内外装共にフルリノベーション。

​昔ながらの京都の建物は連棟※1のものが多く、こちらの住宅も壁が共有されており、お隣のお風呂も見えてしえてしまっているほどの状態。

さらに床下は湿気で土台も腐食してほとんど無い。。。

構造補強や基礎補強から始まり、壁天井の下地から仕上げまできっちりと補強。

床はオークのフローリングを使用して温かみのある空間に。

​水廻りも一新してタイル張り&アンティーク照明で居心地の良い仕様にしました。

※1‥建物構造(構造体や外壁・屋根など)が一体となった2戸以上の住宅のこと。

 


【家づくりのこだわり】
大分市内にいる時から、毎回見学会に来てくれていたので
ハコヤデザインの家づくりはわかってくれていたのですが、
いざヒアリングをしてみると「ノープラン」(;^ω^)
「平屋が希望」「外壁は黒は嫌だけど真っ白もいや」「収納は一か所に大きなファミリークロークが欲しい」
それ以外は・・・
「お任せしたい~」というので、まずはこちらで数パターンのプランをご提示。
そこにお母様から若干の方位へのアドバイスなどが加わり、位置を変更。
次第に自分たちの意見が出てくるようになり、どんどん具体的な仕様や間取りが確定していきました。
キッチンはショールームをみにいっても納得のいくキッチンがなく、造作で作ることに。
大きなアイランドの作業台が目を引きます。
食洗器も引出の収納もいらない、見せる収納にこだわったつくりです。
玄関前に、一体型の外収納も設置。スタットレスタイヤを収納するのに必要だとか。
地域性が出ますね。
意見が出てこないお客様には、こちらから提案や、質問形式で意見を引き出していきますのでご安心ください。
現場が始まってからも、現地で確認しながら変更できるところは対応しつつ今回も(株)平成建設様に施工をお願いいたしました。

 

・土台ほか木造躯体の構造補強(一部鉄骨補強)

・基礎補強(増し基礎)

・白蟻処理

・外装はガルバ&左官仕上げのツートンに

・内装はコスト削減のため、部分的にクロスでアクセント

・収納と水廻りを造作で製作

・鬼門と裏鬼門の位置も加味して水廻り設計

・木製フェンスで敷地の狭さを和らげ、明るい空間に


 
アフターフォロー
「快適すぎる」「見せびらかしたい」
そんなLINEが来ます。
会社のお友達が遊びに来てくれて、「落ち着く!」「おしゃれ!」といわれてご機嫌だったようです。
今年の冬、寒い日田でどれほど快適に暮らせるか遊びに行ってみようと思っています。
 
 

《仕上げ&選定材料》

屋根:ガルバリウム葺き/JFE

外壁:金属サイディング張り/ニチハ

            &左官仕上げ/聚楽

床材:無垢オーク材 厚18/プレーリー

       琉球畳/ダイケン

       タイル/サンワカンパニー

内壁:珪藻土仕上げ/日本ケイソウ土

   クロス張り/サンゲツ

天井:クロス張り/サンゲツ

建具:ベリティス/パナソニック

トイレ:手洗一体型 HV/TOTO

洗面:アクト/WA21021 W550/サンワカンパニー

キッチン:ラクエラ L型 1800X1950/クリナップ

浴室​:UB1616 サザナHS/TOTO


PHOTO:衛藤 フミオ (Eto Fumio)
https://www.facebook.com/eto.fumio

《設計概要》

建物名称:K様邸

所在地 :京都府京都市

構造規模:木造2階建て

     (一部鉄骨造)

敷地面積:65.61㎡

建築面積:51.79㎡

延床面積:98.59㎡

築年  :40年

総工費 :1800万円

家族構成:4人家族

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